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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | |
イギリス・レポート(その2)
 次に訪問したのが、DLR(ドックランド・ライト・レイルウェイ)の機関車整備工場でした。DLRは、シティのあるバンク駅から東に向けて、無人電車を運行している会社です。わが国にも新交通システムとして、ゆりかもめや神戸ポートライナーなど、無人電車は多数運行されています。また、リニアモーターを使った新しいシステム(リニモ)が運行しているわが国と比べると、無人とはいえ、電気機関による交通システムの保守管理であり、とくに驚きはありませんでした。DLR
 その次の訪問先はBAT(ブリティシュ・アメリカン・タバコ)でした。たばこ会社というのは、基本的に紙巻たばこしか生産しないため、極細の紙巻たばこのような新製品もあるものの、あまり技術革新が起こらない産業のようです。P&Gから派遣されたMBA学生に、「うちは500種類以上の製品バリエーションがあるけれど、お前のところは、たばこだけしか作っていないじゃないか」とコメントされたことが印象的だったと、プレゼンテーションの中で話題にしていたくらいですから。BATでのプレゼンテーションで強調点は、世界規模での原料生産ならびに世界規模での販売に関する点と、パッケージ・ボックスの革新に置かれていました。とくに、パッケージについては、化粧コンパクトのような形をしたものや、2つに割れて中に宣伝が印刷できるものなどが紹介されました。エンジニアが何ヶ月もかかって、厚紙の革新的な折り方を開発し、工夫を凝らしたパッケージ・ボックスを生産している様子は、エンジニアというよりデザイナーの仕事のようで、なんとも印象深いものでした。
たばこ会社というのは、現代では、そこに就業すること自体が、従業員にモラル・ジレンマを感じさせるようで、それを補うためか、社員食堂がきわめて豪華にできていました。繁華街のレストランにも劣らないクオリティのランチが無償で得られ、ワインを購買することもできる社員食堂には、さすがに驚きました。また、社内には美術品が多く飾られており、そこにもたばこ会社の経済的豊かさが見て取れました。BAT
posted by: 高橋潔 | 2007.10.02 Tuesday | 21:55 |
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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | 21:55 |