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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | |
イギリス・レポート(その1)
神戸大学・クランフィールド大学共同プログラムに参加して、英国の企業を訪問しました。英国にはめぼしい産業があまりなく、すぐに思い当たるような英国企業がないなかで、わざわざイギリスに来たからには、企業の実態を見聞きできる貴重な機会だと感じて、プログラムに参加してみたのでした。その結果として、全体としてみれば、英国企業に力強さを感じることが、やはりできませんでした。訪問した先がさえなかったのかもしれませんが、英国企業に競争力があまりないこと、それを理解できたことが大きな収穫だったかもしれません。イギリスからのレポートです。cranfield
 まず最初に訪問したのは、HSBC(香港上海銀行)です。金融の中心街シティを離れ、2012年のオリンピック会場予定地にほど近いロンドン周辺域に、現在、市政府の指導のもとで、多くの金融機関が本社を移転させています。シティが、建立後2世紀以上を経た石造りの建物が多く立ち並び、古風な印象が漂っているのとは打って変わって、ガラス張りの近代的なビルが建つテムズ河下流のエリアに、ヨーロッパの金融センターが移るという大プロジェクトは、多くの努力と調整が必要です。このような大プロジェクトを推進できるロンドンの都市計画の先見性と、英国の金融業の力強さを知らされました。
 HSBCのプレゼンテーションでは、産業としてはすでに古く、だれもが見向きもしなくなった鉄道業(旅客・貨物)について、既存の鉄道会社を買収し、多くの企業・投資家から資金を集め、旅客・貨物列車の運行と維持管理、安全確保などを行っていく事業について、お話をいただきました。わが国であれば、銀行がおこなうような事業ではないので、銀行員が鉄道の保線係や運転士と密な連携を取るというようなことは、あまり考えられないでしょう。その業務の多様性に、英国の金融機関の特徴を見るとともに、英国の金融機関が、いわゆる商社機能を持ち合わせていることに驚きを覚えました。鉄道という古い産業を、十分リターンのある投資対象にする点は、とくに興味深いものでした。HSBC
posted by: 高橋潔 | 2007.10.02 Tuesday | 21:51 |
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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | 21:51 |