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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | |
1.組織内キャリア発達の規定因
本年度のこの人材マネジメント研究会は,組織心理学を基礎としたミクロ(個人のキャリア)の話題が中心であったが,本年度の最終回ということもあり,私はミクロとマクロ(戦略)および人事管理を統合して話したい。

まずキャリアとは時間の経過をともなう移行過程である。つまり,個人が組織に入り,移行過程を経て,異なるキャリア結果に到達する。昇進などのキャリア結果を目的変数として,それが何ゆえに異なる結果になったのかということを,移行過程に焦点をあてて分析するのがキャリア研究のアプローチである。

組織内キャリア発達の規定因

たとえば,名古屋大学の若林満先生らは,1980年にある百貨店に入社した80数名の新人の3年経過後の人事考課を目的変数として,移行過程におけるどんな要因が人事考課の違いをもたらしたのかを調査した。そこで分かったことは,最初の上司との関係のあり方によって3年後の人事考課の良し悪しが決まるということであった 。この研究は,スライドでいうと,組織の因子(上司との垂直的交換関係)とキャリア結果の関係を明らかにしたものである。

移行過程に対するアプローチには,社会的因子,経済的・一般的因子というもっとマクロな要素もあるが,本日は組織の中のキャリアを考えることが目的であるので,組織因子の変数である経営戦略と人事管理がキャリア発達にどのように関わっているのかについてお話したい。(平野光俊)
posted by: NOMA第3期人材マネジメント研究会 第5回定例会報告 | 2007.07.04 Wednesday | 00:17 |
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posted by: - | 2009.08.06 Thursday | 00:17 |